今年の総括-2023

今年を一言で表すと「楽しいことが色々あった」という感じでした。世間的にコロナが終わり、ライブイベントやオフ会がやりやすくなったのが要因でしょうね。一応、独立開業が最大のイベントではありましたが、まだ軌道に乗っていないので、総合的な印象は「楽しいコンテンツ」の方が強いです。

コンテンツ当たり年!

私にとって興味のあるコンテンツが目白押しの「超当たり年」でしたので、それぞれ軽く振り返ります。このレベルで重なってくるのは今後もうなさそうです。

LOUD PARK 2023

特に見たいバンドが来るわけではなかったですが、メタラーとしては久しぶりの “ LOUD PARK ” に行かないわけにはいきません。とはいっても、のろっと昼に来て、PANTERA の前にすたこら帰りました。私はライブハウスや旅行先でこういう「無駄な時間の過ごし方」をよくします。個人的に盛り上がったのは Carcass の Heartwork と Nightwish の Storytimeです。いつも通り一人で来たのでかなり暇でしたが、久々のラウパの雰囲気に浸れてよかったです。

Warmen 新譜 発売

COB が解散した後、ヤスカとヘンカはそれぞれ別バンドでの活動を発表しましたが、ヤンネはずっと何のアナウンスもなく「子育てに集中してるのかな?」とか思っていました。で、アレキシ逝去後しばらくして、突然発表された Warmen の復活、ペトリの加入、そして COB の面影が濃すぎる楽曲群。予想外すぎる事態に、一部のヘイトクルーがいろいろな諸々を拝むはめになりました。ヤンネの心の中に生きていたんだねェ……( ◠‿◠ )

↓の MV はペトリがザ・アレキシ・リスペクト・ギターを構えていて面白いよね。

Darkest Hour 来日

9/28・9/29の、Darkest Hour 来日ライブ@渋谷に行きました。サポートアクトは Sable Hills と Thousand Eyes で、Darkest Hour のセットリストは彼らの代表作扱いされている 4th「Undoing Ruin」と 5th「Deliver Us」の再現を一日ずつやる、という豪華なもの。

Darkest Hour の来日は11年ぶりだそうですが、私は約8年前にドイツ・ケルンに彼らを見に行っていました。Undoing Ruin 再現の欧州ツアーにです。つまり私の人生では2度目の「Undoing Ruin 再現ライブ」でした。あの時は「こんなチャンスはもうないだろう、行かなきゃ!」と思って行きましたが、まさかほぼ同じ内容が日本で観れるとは……。あ、後悔は全くしてないですよ。ちなみに当時の記事は以下です。

私は Undoing Ruin が Darkest Hour の作品で一番好きですが、アルバム自体がとてもコンセプチュアルで曲の流れが良いので、再現ライブとするには最適な作品でもあります。何度見ても感動的な再現だと思いました。なお今回の再現ライブでは、再現の後にアンコールで The Sadist Nation をやり始めてギョエー〜〜っとなりました。

一日目(4th再現)は2列目でめちゃくちゃ叫んだり頭振ったり悪魔のツノを掲げたりしました。ここまで騒いだのは COB 解散ライブ以来で、とても楽しかったですね。二日目(5th 再現)は後列でコーラを飲みながらのんびり眺めました。

Vektor 来日

11/2の Vektor 来日単独ライブ@渋谷に行きました。今回のライブについては何よりプロモーターである CHROSH Bookings さんのホスピタリティに感心しました。チケットはコンビニ発券ではなくオリジナルデザインのものを郵送してくれて、納品書には手書きメッセージ付きでした。物販も手を出しやすい価格帯で、飾りやすいピンバッジは複雑なロゴを正確に再現した出来のいいもの。Twitter で入場時間や開演時間のアナウンスも頻繁に詳しくやってくれたし、大阪公演にいたっては遠征組の新幹線に間に合う時間で設定する徹底っぷり。さらにバンドメンバーの飛行機での様子や、公演終了後の日本観光の写真などもツイートしてくれるファンサービス。ここまで客のことを考えてくれるプロモーターは見たことがなく、物販を買ったときに「こんなプロモーターは初めてです、これからも頑張ってください」と応援を言ってしまいました。

プロモーターの話ばっかりですが、ライブの演奏も素晴らしかったですね。特にギターボーカルはテクニカルな速弾きリードをほぼ全パート弾きながら歌も漏れないので笑っちゃいましたね。一番好きな曲である Ultimate Artificer はやらなかったですが、その次くらいに好きな L.C.D. と Tetrastructural Minds はやってくれました。Vektor はライブ中にメンバー同士でじゃれたりもしていて、某 COB を思い出してしまいましたね( ◠‿◠ )お〜ほっほっほ

Children Of Bodom 解散ライブアルバム 発売

発表当初はフィンランドのショップで個人輸入するしかなかったのが、国内レコード屋での輸入取扱が決定、その後「国内流通仕様」の存在が明らかになるなど、ちょっと面倒な流れがありましたが、ともかく無事に到着して聴くことができました。

一聴した感想としてまず思ったのは「鬼気迫るものを感じる」です。これまでの COB らしい、特別なことはないいつもの演奏、しかし空気感だけが明らかに違う。2016年頃からバンドの人間関係が変質していったという話がありましたが、仲が悪い感じの演奏という意味ではなく、百戦錬磨の武将が最後に見る走馬灯を思わせる、命がかかっているような迫力があります。バンドの解散ライブという意味では確かに臨終の瞬間ですが…。

冒頭2曲は最近の曲なので演奏回数が少なく、そこまでまとまりは感じられなかったのですが、その次の In Your Face で物凄い一体感を突きつけられました。殆ど毎回セトリに入っている曲なので、今回の雰囲気が明らかにおかしいことが一瞬で察され、ヘンカがここで解散を実感して泣いた理由がよく分かります。

ある意味、彼らの作品の中でもっともパワーがある作品だと思います。4thアルバム「Hate Crew Deathroll」を旧約聖書とするなら、このライブアルバムは新約聖書といっていいぐらいの必聴盤です。

ピクミン4 発売、ピクミン1 & ピクミン2 Switch移植版 発売

以下にクリア感想兼レビューを書きましたが、まあ…そうだね。ピクミンシリーズは初代からやっていて、やりこみプレイもするくらい好きなシリーズで、当然今作にも非常に期待していたから、なかなか厳しいね。

今は移植版のピクミン1をちまちまやって感動しています。神ゲーとはこういうものなんだよなあ……。

スーパーマリオRPG リメイク版 発売

これが真打です。小学生の私を本格的オタクにした罪深いコンテンツであり、この世で一番好きなゲームであるスーパーマリオRPG が、な・な・なんと!(平成初期のノリ)、リメイクされてしまいました。絶対にリメイクはありえないと思っていたので、発表時は「ファッッッッ???!!!?!!??!?!?」と飛び上がって、大声で笑いながら家中をスキップし、夫の肩をバシバシ叩いて友人に奇怪なLINEを送りました。

スマブラにジーノとマロ出せということを15年ぐらい前から言っていた老害なのですが、ま〜〜〜〜〜〜〜さかリメイクが出ちゃうとはねェ・・・・・・・・・・

あんまりにもクリアするのが勿体ないので、いまだにチビチビゆっくり勿体ぶってやっていますが、既に2周目がやりたくなっています。なんだこりゃ!!特にヤバイのは追加ムービーとBGMですね。追加ムービーはまあ…………そらヤベ〜わな………………。BGMは、原作での作曲担当・下村さんによる「100000000%安心信頼・パーフェクト完全解釈一致アレンジ」になっていて天を仰ぎました。スーファミ時代、原作BGMを聴いて脳内で補完していた雰囲気の部分がそのまんま出てきたという感じで、神・オブ・神っすよ。

いや〜〜〜〜〜〜。今年はこのリメイクがあまりにも衝撃的すぎましたね。

独立開業関係

マリオRPGリメイクと比べたらショボすぎイベントwという自己認識なんですが、一般的客観的にはこれが一番ウエイトを占めるはずの出来事です。

でも実際さ、会社辞めるなんてのは紙っぺら一枚でできるわけよ。でもマリオRPGリメイクは関係各所の折衝やって企画通して大勢で開発する必要があるから、やっぱマリオRPGのがスゲ〜わけよな。

会社を退職、開業届を出す

辞意を伝えてから求人を出してもらいましたが、わりとすぐ良い感じの子が来てくれました。私の穴埋めをしてくれるであろう後輩への引き継ぎも問題なく(その後輩は対人性能が高くて素直だから教育がチョ〜楽なのである)、スムーズに辞められました。最近の若い子は優秀だ。

しばらくグデグデ休んで、真夏まっさかりに開業届を出しに行き、少しづつ仕事っぽいことをやり始め、最近ようやく起動が終わったような段階です。会社時代のストレスから一気に解放されて頭がバグったり、コロナになったり熱中症になったりで、しばらくは変な感じでした。最近ようやく頭が直ってきて、どんな風に仕事をするか考えるのが面白いです。

イベントに参加

東京レインボープライド

個人的に所属しているXジェンダーの自助グループ(っていうのかな?)の方々と一緒に、東京レインボープライドで道路を歩いてきました。問題提起のデモというよりは、人前で集団で歩くことで「当事者はここに実在しますよ」と示すような雰囲気でした。歩道を歩く人の中には、レインボーフラッグを持ったり笑顔で手を振ってくれたりする人も結構多くいて、「意外と味方がいる!」と思えて嬉しかったです。ノンバイナリーを示す色をあしらった大きいフラッグを掲げて歩きましたが、なんだか誇らしい気分でした。

この自助グループの方々とは時々交流をしています。家と仕事以外の場所を作るのが、仕事のみならず人生全体においても大事なのではないか、と思っての入会でしたが、想像以上にいい関係性を作れていてありがたいです。

哲学カフェ

哲学カフェと言っても実際にそういう喫茶店に行くわけではなく、個人の方が主催されている「趣味で哲学の議論をする会」みたいな感じです。基本的には一期一会の人たちと、あらかじめ決めてあるテーマについて話し合います。初対面だし今後も会わなくていいので気楽だけど、哲学的思考や論理的議論が好きという共通項があるので、高い心理的安全性のなかで真剣に話し合えるのが新鮮で面白いです。時には気の合う人もいて、二次会?のようなノリで珈琲店に行ったり、SNSでつながったりもします。

買ってよかったもの

本当はAmazonのリンクを貼りたいのですが、このブログはアフィリエイト・プログラムに参加していないため、貼れないようです。製品名は正確に書きますので、気になる商品があったら、お手数ですが検索してみてください。

ECOVACS DEEBOT T10 OMNI

エコバックス社のお掃除ロボットを買いました。メーカーは中国の会社ですが、買った時点では他社と比較しても性能が良いとのレビューが多く、また欲しい機能と価格のバランスが良かったので、この機種を選択しました。

AIが搭載されているようで、初回起動時に部屋中をウロウロしてマッピングをします。専用アプリを開くと、みごとに部屋の形がデータとして描画されていました。7月中旬から今日まで毎日働いてもらっていますが、大きいゴミが引っかかった(人間の責任)以外は故障せずによくやっています。

この製品の最も良いところは、ごみ取りだけでなくモップ掛けも自動でできる点です。毎日は不要なので、気になった時にだけモップを装着して、あとは全部やってくれます。「全部」というのは本当に全部で、モップに水をつけ、拭き掃除をして、汚れたらステーションに帰ってモップを洗い、掃除が全部済んだら改めてモップを洗い、温風で乾燥させてくれます。モップの着脱だけ人間がします。

アプリの初回起動時に、マシンの名前を付けるよう求められたので、とりあえず「オム太郎」にしておきました(機種名が “オムニ” だから)。でもなんとなく呼び心地がよくて、そのまま本名(?)になってしまいました。この「とりあえずつけた名前が定着」パターンが私にはよくあります。

Loop Experience

ざっくり言うと「聞こえる耳栓」で、耳に入る音量を全体的に下げつつ、近くの人の話し声や音楽のメロディなどは潰れずに聞こえる、聴覚過敏におすすめのアイテムです。

日常生活における瞬間的な騒音、たとえば子どもの叫び声や車のクラクションなどに遭遇した場合、私などは内心「ギャア!!」と感じて心臓が跳ね上がるのですが、この Loop Experience を装着していれば、そんなに驚かずに済みます。LOUD PARK にも付けていきましたが、ライブの演奏はクリアに聞こえつつも音量はしっかり下がり、非常によかったです。

精神衛生上かなり大事なアイテムですが、小さくて落としやすいのがネックです。先日のAmazonブラックフライデーで、予備の2つめを購入しました。

BraunオーラルB パーフェクトクリーン

手磨き歯ブラシ → ブラウンオーラルB → オムロンの電動歯ブラシ → ブラウンオーラルB、と変遷して落ち着きました。歯磨きのときに意識する丁寧度は変わっていない、むしろ手磨きと比べれば雑にやっているくらいなのに、ブラウンオーラルBで歯磨きしていれば歯科検診で「しっかり磨けていますね」と言われます。オムロン時代はダメ出しされましたので、電動歯ブラシなら何でも良いわけではないようです。これは現代社会において最も「努力・根性・やる気」の意味のなさがわかる体験です。

玄米+たくあん

趣旨が少し違う気もしますが、いつもの白米に玄米を混ぜて(比率は、白米:玄米=2:1)、たくあんと一緒に食べたら、なぜかよく分からないけど凄くおいしかったです。日本人の琴線に触れる、根源的に満たされるような、不思議なうまさです。あぐらをかいてモリモリ食べたくなります。

たくあんには宮入菌という日本人の腸と相性が良い菌が入っており、さらにその菌は米ぬか(精米されるとほぼなくなる、玄米には付いている部分)を食べて増えるみたいなので、健康効果としても非常に良さそうです。

Spotify Wrapped 2023

「今年はあのバンドも聴いたし、あれも聴いたし、どうなるか分からないな」と思っていたら、いつもと同じで逆にびっくりしました。あまりにも通常運転すぎます。それにしてもこの Spotify Wrapped はほんとうに楽しいよね。

去年はトップソングが Nightrage だったのですが今年は COB が二冠に復帰しました。Warmen もしっかりランクインしているのには正直ほっとしました(実はそこまで聴き込んでいないのでヤンネ好きとしては心配だった)(どういう立場からの感想なんだ?)。あとは Obscura が思ったよりも聴いてました。ジャンルとしてはテクデスのはずですが最新作(A Valediction・2021年)はかなりメロディアスで、メロデス厨としては相当聴きやすいです。なお来年の In Flames(と Kreator )は行きますが、これまでのセトリには私の一番好きな I, the Mask は無いのであります。ちなみに去年までは上位にいた Parasite Inc. は完全に圏外(曲ランキングで14位)に行ってしまいました、仕方ないね。

ひとこと

いやー、対外的には独立開業がビッグイベントのはずだったんですが、COBのライブアルバムとマリオRPGリメイクが来たら、そりゃ〜勝てんてw

とはいえ退職する前から「開業してしばらくは暇だろう」と思っていたので、想定の範囲です。軌道に乗るまでどんなに早くても半年、普通は2年ぐらいかかるという認識なので、現状仕事がないからといって焦って再就職をすることはありません。自分に向いている働き方はなんなのか、しばらく時間をかけて検証しないといけません。わからないまま我慢できずにサラリーマンに戻り、結局自分に向いた働き方は不明、というのが最悪の結果なのです。仕事がないなら、ないままでしばらく過ごして苦しみ、納得してからサラリーマンに戻るべきなのであります。

そういうわけなので、来年も個人事業主としていろいろやり続けます。「フリーランス」はおしゃれすぎて似合わないので名乗りたくないが「個人事業」というほど大きい仕事はしていないので、どっちを名乗るのもしっくりこないですね。それなりに結果を出して五十路ぐらいになれば、オリジナル肩書きでのゴリ押しもできそうな気がします。